数日後の週末に同僚と酒を飲みに出かけました。
週末の楽しみと言えば、仕事が終わった後の居酒屋での乾杯です。
暑い季節ですから生ビールを胃袋に流し込むのが何よりも楽しみになっていました。
同僚と行きつけの居酒屋に入りビールで乾杯をして、日々の愚痴を話し合っていました。
このとき酒の勢いで、先日会ったセフレの話をしてみました。
「初めてセフレと会ったんだけど、セックスは出来たけど5万円も取られてしまったんだよなぁ」
「なに?5万も?それは法外な値段だな」
「だろ、その場限りの関係だからセックスをして終わりだと思っていたんだけどさ、帰りに金銭要求されちゃって、支払わないと仲間を呼ぶって脅かされてしまったよ」
「ははん、さては無料の掲示板を使わなかったか?」
「そうだけど、それが普通なんじゃないの?」
「いやいや、無料の掲示板なんて使う奴は馬鹿だぞ。
本当に危険がいっぱいだからな。
多分それな、素人の女じゃないな。
デリヘルとか援デリって言われている違法な業者の派遣した女だぜ」
「業者?」
「女はマグロじゃなかった?」

「うん…」
やたらと詳しそうな素振りを見せている通りを、自分がやってきたことを全て言い当ててきたのです。
何で彼はこんな事しているのか不思議でした。
「確実に援デリ業者で、しかも法外な値段だな。
今の出会い系の割り切りの相場はホ別の1から3、つまりホテル代は別で1万から3万だよ。
完全にぼったくられた形だよそれ」
相場だとかホ別だとか、全く訳が分らない言葉が飛び交っていました。
やたらと詳しい様子も同僚は、いろいろと話を聞かせてくれることになりました。
自分はこの世界の知識が全くなかったから、まんまと騙された形になっていたようでした。
5万は法外の値段で、1万から3万でやれるというのです。